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太平洋戦争の敗因はゼロ戦ではない、太平洋での航空戦で「海軍しか」戦わなかった致命傷、陸上自衛隊にも通じる重い教訓

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1942年、インド洋に展開する旧日本海軍空母「瑞鶴」とその艦載機(写真: Pictures from History/Getty Images)
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まず、日本戦闘機の数は2.2倍となる。海軍機1万2800機に陸軍機1万5800機が追加される。内訳は「隼(はやぶさ)」6000機と「鍾馗(しょうき)」1200機、「屠龍(とりゅう)」1700機、「飛燕(ひえん)」3000機、「疾風(はやて)」3500機、五式戦が400機である。

その場合、戦力差は半分以下に縮まる。アメリカが対日戦に投入した戦闘機数は3万7000前後であった。海軍機2万3500機のほぼすべて、そして陸軍のP-38、P-47、P-51の合計生産数のうちの3割で1万3000機である。これは日本海軍の1万2800機と比べると3倍となるが、日本陸軍機を加えると格差は1.3倍まで下がる。

また、長距離哨戒機も5割近く増える。海軍機のみ3500機、「一式陸上攻撃機」(一式陸攻)2400機と双発の陸上爆撃機「銀河」1100機に、同様に双発である陸軍の一〇〇式爆撃機「呑龍」800機と四式重爆撃機「飛龍」600機が加われば5000機程度となる。

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