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「観光地だけど、観光地化されてない」上野から約40分の街に巨大無印と家賃3万円台も…元警官が語る"治安と住みやすさ"の実態

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東武動物公園駅
すっきりとした様子の東武動物公園駅前。しかし、街に出るとガラリと雰囲気が変わる(写真:筆者撮影)
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敷地面積約1万6000平方メートル。サッカーコート2面分がすっぽり収まる広さだ。ここには、2004年に廃止されるまで、東武鉄道の車両関連工場があった。その後、長らく土地の活用計画が進まずにいたのだが、21年9月に、無印良品と東武ストアの複合店(宮代町中央1-2-1)がオープンした。東武鉄道が、町外からの来訪者と地域住民を繋ぐ場所を目指し、地域に根ざした店舗展開を得意とする良品計画に声をかけ、出店が実現したようだ。今では東武動物公園駅周辺のランドマークとなっている。

駅前より、その先に生活がある

東武動物公園駅周辺は、行政区域でいうと宮代町と杉戸町にまたがっている。駅を境に、宮代町側、杉戸町側で少しずつ表情が違うのだが、いずれにしても、ここは都市部にあるような、駅前ですべてを完結させるタイプの街ではない。

独自の価値観を持った「象設計集団」が手掛けたコミュニティーセンター「進修館(宮代町笠原1-1-1)」も街の観光資源のひとつだ(写真:筆者撮影)

地元で長く営む「東洋不動産(宮代町中央3-8-25)」代表の大木了一さんは街についてこう語る。

東洋不動産 代表取締役大木了一さん(写真:本人提供)

「東武動物公園駅周辺の取り柄を挙げるなら、もちろん観光施設としての動物公園の存在は大きい。緑が豊富なことも大きな魅力です。落ち着いた住宅地の雰囲気がありながら、交通の便も悪くない。東武動物公園駅は特急が停まるので、上野まで40~50分で行けます。都心への通勤もしやすい場所で、郊外でありながら利便性は高いエリアだと考えています」

買い物環境については「駅前だけで判断しないほうがいい」と大木さんは続ける。

「周辺にはイオンモール(イオンモール春日部)などの大きな商業施設も複数あります。日常の買い物や生活用品の購入に困る場所ではありません。ただ、駅前にすべてがそろっているというより、周辺の大型商業施設を使いながら暮らすエリアですね。買い物、生活用品、日常の用事という面では、不便を感じにくい場所だと思っています」

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