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前回の本連載においては、40歳以降のビジネスパーソンは、仕事へのプラス効果や人としての成熟、人生の幅を広げるという意味において、もっと遊ぶべきだ、という話をした。とはいえ、「どうやって趣味を探し、どのように遊べばいいかが分からない」という人もいるだろうから、今回は私の例を紹介する。
「長期的で継続性のある趣味」と「短期的な探求としての趣味」
まず、私にとって趣味や遊びというのは大きく2つに分類される。
1つは、仕事以外で注力できる対象としての、長期的で継続性のある趣味や遊び。もう1つは、毎年新たなことにあえて挑戦する、短期的な探求としての趣味や遊びだ。
前者はいわゆる世間一般で言われるところの趣味であり、長年にわたって自分が楽しいから行う対象であり、「趣味は何ですか?」と問われて答えるような対象だ。これは何も説明の必要もないだろう。
後者はといえば、自分の年齢などを考えた際に、どうしても新しいことへの挑戦や行動がおっくうになる場合もあり、下手をすると自分が勝手知ったる分野、つまり居心地のよい分野から出なくなり、知的好奇心がそがれたり、または行動がワンパターン化することをあえて防ぐべく挑戦していることだ。毎年新たな、そして特定のテーマをその対象として、調べてみる、勉強してみる、体験してみる、という行動を行っている。
前者は深掘りをする。後者においては深掘りするのではなく、知らないことを知り、興味が継続すれば継続する、というような緩い感覚で対峙している。
また、後者は40歳を過ぎてから新たに意図して始めたものであり、オペラやチェスなどを今まで対象としてきた。それ以外についてはまた別の機会があれば改めて紹介するとして、今回は前者となる、一般的な意味での趣味の対象をテーマとしてお話したい。

