有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

試合数減・地上波から消え…低迷する男子ゴルフに"150億円"投資の勝算 ファンドトップが語る「プロ200人の活かし方」

9分で読める
石川遼選手
男子ツアーのスターは「知られていないだけ」だと言います(写真:松尾/アフロスポーツ)
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップでファンサービスをする選手(写真:筆者撮影)

だが、改善された部分ではなく、過去のイメージばかり語られるようでは、一般のゴルフファンだけでなく、スポンサー企業にも「男子ツアーは変わっていない」という印象しか残らない。その積み重ねが、男子ツアーのブランド価値を押し下げてきた面も否定できない。

きっかけはニュージーランド

では、今回の改革はどのように始まったのか。きっかけは、ニュージーランドだった。

経済交流事業の一環で同国をたびたび訪れていた津坂氏は、ニュージーランドオープンのゴルフのプロアマに参加した。その際、石川遼などの参加プロやツアー関係者から相談を受けるかたちで、倉本氏を紹介されたという。

初めての対話は2025年1月。倉本氏は男子ツアーの現状と課題を率直に語った。

「男子プロの技術やその飛距離のすごさ、プロアマも好評となっていることをもっと発信でき、多くの方に知ってもらえれば、スポンサーも増えてくると思う」

これに津坂氏は応じた。「それなら、私たちがお手伝いできます」。その一言から、およそ1年に及ぶ検討が始まった。

津坂氏らは、ローリー・マキロイなど世界ランキング上位の多くが主戦場とし、年間賞金総額は約5億7440万ドル(約862億円・2026年)とする世界最高峰のゴルフツアーである、アメリカPGAツアーの歴史や改革のプロセスを徹底的に研究し、ツアーを支えたコンサルタントからも知見を得ながら、日本に合った新しいツアー運営のあり方を模索してきた。

その結果生まれたのが、競技管理はJGTO、ビジネスは新会社J-Tourが担うという新しい体制だった。

5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数