プロゴルファーの石川遼から「今、このタイミングで何らかの改革をしなければ、日本男子ゴルフの将来はどうなるのか」といった趣旨の話を受けたという津坂氏。日本を代表する人気選手が将来への危機感を率直に語ったことから、今回の改革が始まった。
試合数減少、テレビ放映なく
現在の日本男子ツアーの人気低迷ぶりは、数字からも読み取れる。
2026年シーズンの男子ツアーは、開幕当初22試合を予定していた。7月7日にドラッグストア・コスモスカップの新規開催が決定したため、試合数は23となったものの、去年より2試合減っている。調整中だったフジサンケイクラシックも中止が正式に決まった。
地上波放送も少なく、NHKが放送していたメジャー大会の1つ、BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップも今年からBSフジに変更になった。
そんな男子ツアーと対照的なのが、女子ツアーだ。今年は37試合を開催し、賞金総額は史上最高の約49億円で、男子の約29億円を大きく上回る。スポンサー数、テレビ露出、ギャラリー動員などでも女子が優勢という構図が定着している。
もちろん、日本男子ツアーが最初から苦戦していたわけではない。

