一つ一つはちょっとしたことでも、次から次へと「気になる行動」が立て続けに起こったら、ストレスは蓄積していき、お子さんも親御さんも疲れ果ててしまいますよね。
意を決して誰かに相談したとしても、「気のせいじゃない?」「男の子なんだから、そんなものよ」と言われ、「もう少し様子を見ましょう」で終わってしまう。
まずは脳の特性と捉えるところから
結局、支援の網からこぼれてしまい、理解者もおらず、お母さんが原因も解決策もわからないまま、一人で丸抱えすることになる。
実際、「診断が出ないけど、困ってることは確かなんです」、そう相談に来られるお母さんが、本当に多いのです。困っているけど「障害」とまでは言えない。だけど、育てにくさは確かにある。これが、グレーゾーンの現実です。
けれど、現実が見えてくれば、打つ手も見えてきます。大切なのは、診断名がつくのを待つことではなく、いま目の前で困っている子どもに、今日からできる関わりを始めること。
今その第一歩は、わが子の行動を「わがまま」ではなく「脳の特性」として捉え直すところから始まります。

