こうなるとまったく「笑えない話」です……。ポイントは「なぜか」ということばが並んでいるように、明確な理由がないのに、何となく相手に嫌われてしまうというところです。
悲しいかな、「好き嫌い」は誰の心にもあります。「平等」が建て前の世の中ですが、「えこひいき」や「特別扱い」という心の動きは、完全に禁止できるものではありません。
無理に相手に取り入ったり、フィーリングを合わせようと努力することはありませんが、どうせなら「なぜか嫌われる」より「なぜか好かれる」人になりたいではありませんか!
そして、なぜか成績がよかったり、なぜか出世したり、なぜかよい仕事や顧客に恵まれて、ラクに快適に生きてゆきたいものです。そのために必要なのが「スネ夫力」なのです。
「スネ夫力」と聞くと好戦的なイメージを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、実は「みんなから愛される」のが「スネ夫力」の隠れた真髄です。かつて「愛され女子」ということばが流行りました。一見受け身に聞こえますが、人生を前向きに生きる、実は大変ポジティブなことばです。
「好かれる人ほど、仕事の成績が上がったり、寿命が延びたり」という研究報告もあります。他人に好かれると気分がよくなり、自ずと脳も活性化してイキイキと働くようになるというのです。誰もがみな、好かれて気分がよくなったほうが、幸せなはずです。
また、アメリカ大リーグのワールドシリーズや、プロバスケットボール(NBA)を分析したところ、気分が前向きなチームほど、圧倒的に勝率が高いという結果も出ています。
もし人から愛されなかったら……。たとえどんなに優れた性質や能力を持ち合わせていても評価されずに、不遇だったり孤独を感じたり、生きることをつらく感じてしまうでしょう。「女子」に限らず、老若男女を問わず人間にとって愛されることは実に大切なことなのです。愛されるコツを、ぜひスネ夫に学んでみてはいかがでしょうか。
豊臣秀吉とスネ夫の意外な共通点
私のような古い人間は、「愛される」といえば「人たらし」ということばが思い浮かびます。簡単に言うと、相手の心理を読んで喜ばせ、自然と人に好かれるようになるということです。

