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ビジネス #誰も言わない セキュリティ経営の本音

セキュリティ部門が萎える上司の「NGワード」とは? "関心ある"アピールが仇に…組織の質を上げる「3つの問いかけ」

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部下に背を向けて悩む上司の男性
「部下に声をかけたのに、反応が悪い」そんな心当たりはないだろうか?(画像:metamorworks / PIXTA)
  • 伊藤 秀明 AIセキュリティ コンサルティング&ソリューション事業統括本部 シニアマネージャー
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しかも、「大丈夫です」と答えた翌月にインシデントが起きれば、「大丈夫だと言ったのに」と責任を問われかねません。

かといって「大丈夫ではありません」と答えれば、「じゃあ何をやっているんだ。大丈夫なようにしろ」と詰められる。どちらに転んでも損をする質問に、担当者が身構えるのは当然でしょう。

「聞いただけ」で終わるコミュニケーションの代償

このすれ違いの根本にあるのは、経営層とセキュリティ担当者で「見えている景色」がまるで違うことです。

経営層にとって、セキュリティは「事故が起きなければうまくいっている」ように見える分野です。売り上げのように数字で把握できるものではなく、日常的に触れる機会も限られます。だからこそ、漠然と「大丈夫か?」と確認したくなるわけです。

セキュリティ担当者の日常はまるで違います。外部からの攻撃の兆候を監視し、社内のルール違反を見つけ、パッチ(修正プログラム)の適用に追われるのが日常で、「大丈夫」な瞬間など一瞬もないというのが現場の肌感覚です。

CISOという「経営と現場の翻訳者」がいない組織では、とくにこのギャップを埋めづらくなります。

現場は脅威を肌で感じているのに、経営層の優先順位には反映されない。この構造が、「大丈夫か?」と「イヤな顔」の繰り返しを生んでいます。

「大丈夫か?」と聞くこと自体が悪いわけではありません。問題は、聞いた後に経営層が何もアクションを起こさないことです。

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