トヨタブランドのフラッグシップモデルとして、長い歴史を誇る「クラウン」。初代モデルは1955年に登場し、現在販売中のモデルは16代目を数えると言えば、その歴史の長さを実感できることだろう。
そんなクラウンは、初代クラウンをはじめ、60年代や70年代など、一部モデルがアメリカなどで販売されたこともあるが、基本的には日本専用車として歴史を積み重ねてきた。しかし、現行型の16代目からは再び世界各国で販売されるグローバル戦略車となり、モデルラインナップも大きく変更。「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4機種の展開に生まれ変わった。
そこで今回は、現在販売されているクラウンの全ラインナップを振り返り、どんなユーザーに向いているのかを改めて考えてみたい。
ボディタイプの違いについて
まずはボディタイプだが、クラウンの本質とも言える4ドアセダンは「セダン」のほか、「クロスオーバー」も形状的には該当する。
「スポーツ」と「エステート」は、どちらもバックドアを備えた5ドアハッチバックとなるが、「スポーツ」は全長/ホイールベースともにシリーズ内で一番短く、車名のとおりスポーティな装いが特徴。一方の「エステート」は、過去のステーションワゴンタイプというより、5ドアSUVに近いものとなっている。

