ただ、「どうしてもセダンタイプがほしいけれど、値段が……」という人には、「クロスオーバー」がオススメとなる。エクステリアデザインは、車名のとおりクロスオーバーテイストとなってはいるものの、室内空間はしっかりセダンとなっており、リヤシートの快適性を高める「リヤサポートパッケージ」というメーカーオプションも用意されているのだ(Gグレードを除く)。
スポーツとエステート、どちらを選ぶ?
そして、キャラクターの似ている「スポーツ」と「エステート」だが、スポーツは前述したようにホイールベースを短縮して軽快な走りを楽しめるように仕上げてある。その一方でリヤのレッグスペースやラゲッジスペースは若干犠牲になっているので、メインは2名乗車までで荷物もそこまで積まないが、走りには妥協したくないというユーザーにマッチするだろう。
一方の「エステート」は、往年のステーションワゴンからクロスオーバーSUVに近いモデルとなっており、今までの“クラウン”というイメージからは想像しにくい人も多いかもしれないが、近しいクラスの輸入SUVを検討している人には刺さる仕様となっていると言える。
いずれにしてもグローバルモデルとして生まれ変わった16代目クラウンシリーズは、今までのイメージで食わず嫌いをするのはもったいないくらいの車両に仕上がっているので、輸入車派の人も一度実車をチェックしてみても損はないはずだ。

