これからの時代に必要なのは、金融の専門知識ではなく、金融が映し出している世界観です。世界は安定しているのか。人間は合理的なのか。制度はいつまで機能するのか。こうした問いは、投資家だけのものではありません。これから社会を生きていくすべての人に関わる問いです。
金融を知る=投資を学ぶ、ではない
そして、もしかすると私たちが次の世代に伝えるべきものも、同じなのかもしれません。
知識ではなく、世界の見方です。金融は、その見方を最もはっきりと示している場所の1つです。それは資産を増やすための技術である前に、世界を理解するための窓ではないでしょうか。
そして金融を知るとは、投資を学ぶことではありません。世界がどのような前提で動いているのかを知ることです。その前提は、大人だけが知っていればよいものではありません。むしろこれから社会を生きていく子どもたちにこそ、必要になる視点だろうと思います。
なぜなら金融とは、結局のところ、人間と世界の関係を映し出している場所だからです。金融とは、お金の話ではありません。世界がどう動いているのかを、人間に突きつける場所なのです。
1、金融を通して、今日、あなたは何を学びますか?
2、あなたは今日、世界の見方を少しでも変える意思がありますか?


