2026年6月9日、任天堂の情報番組「Nintendo Direct」が配信された。
新発表タイトルも多く、HD-2Dグラフィックで描かれる「ファイナルファンタジー」新作や「ゼルダの伝説 時のオカリナ」リメイクなどが印象的だった。なかでも筆者が特に注目しているのが、マンガ・アニメ原作のゲームである。
今回は「ワンピース」を題材にした「ワンピース 海のごちそうレストラン」、そして「呪術廻戦」を題材にした「呪術廻戦 RUMBLE: SURVIVATON」が発表されている。
どちらも世界的人気のマンガ・アニメがビデオゲームになるわけだが、実は単なるゲーム化ではない。これは“ビデオゲームが主”といえるような扱いなのだ。
大昔から続く「キャラゲー」の歴史
それこそファミリーコンピュータの時代から、マンガ・アニメのビデオゲーム化作品はずっと続いていた。「ドラゴンボール」や「クレヨンしんちゃん」など多数の前例がある。
こういったマンガ・アニメを原作とするビデオゲームは「キャラゲー」と呼ばれる。しかし、一時期は「キャラゲーはクソゲー」などと言われていた。実際、キャラゲーは不出来な作品が多いというのは否定しがたいのだ。
たとえばゲームボーイで発売された「ちびまる子ちゃん」のゲーム一作目は、どうしようもない運任せのギャンブルものだった。マンガ「タッチ」を題材にしたファミリーコンピュータのタイトルは、なぜか野球ボールでモンスターを倒す謎のゲームだった。

