東洋経済オンラインとは
ビジネス

「キャラゲーはクソゲー」の時代は終わった――『ワンピース』『呪術廻戦』が示すゲーム化作品の新常識

6分で読める
Nintendo Direct
Nintendo Directで発表された「キャラゲー」に注目。ビデオゲーム文化の変化を感じ取れる(画像:YouTubeより)

INDEX

2026年6月9日、任天堂の情報番組「Nintendo Direct」が配信された。

新発表タイトルも多く、HD-2Dグラフィックで描かれる「ファイナルファンタジー」新作や「ゼルダの伝説 時のオカリナ」リメイクなどが印象的だった。なかでも筆者が特に注目しているのが、マンガ・アニメ原作のゲームである。

今回は「ワンピース」を題材にした「ワンピース 海のごちそうレストラン」、そして「呪術廻戦」を題材にした「呪術廻戦 RUMBLE: SURVIVATON」が発表されている。

どちらも世界的人気のマンガ・アニメがビデオゲームになるわけだが、実は単なるゲーム化ではない。これは“ビデオゲームが主”といえるような扱いなのだ。

大昔から続く「キャラゲー」の歴史

「ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦!」(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「キャラゲーはクソゲー」の時代は終わった――『ワンピース』『呪術廻戦』が示すゲーム化作品の新常識(4枚)

それこそファミリーコンピュータの時代から、マンガ・アニメのビデオゲーム化作品はずっと続いていた。「ドラゴンボール」や「クレヨンしんちゃん」など多数の前例がある。

こういったマンガ・アニメを原作とするビデオゲームは「キャラゲー」と呼ばれる。しかし、一時期は「キャラゲーはクソゲー」などと言われていた。実際、キャラゲーは不出来な作品が多いというのは否定しがたいのだ。

たとえばゲームボーイで発売された「ちびまる子ちゃん」のゲーム一作目は、どうしようもない運任せのギャンブルものだった。マンガ「タッチ」を題材にしたファミリーコンピュータのタイトルは、なぜか野球ボールでモンスターを倒す謎のゲームだった。

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象