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50代夫妻、築50年超の自宅をカラフルにDIY! 仲間達と一緒に「老後も人が集まる場所」づくり楽しむ 千葉・市川市

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湊さん夫妻の家
「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」で総合グランプリを受賞した湊さん夫妻の家(撮影:相馬ミナ)
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小窓のカーテンや、棚に置かれているものまで含め、すべてがマミさんの“表現”になっている(撮影:相馬ミナ)

「ここに居場所があるから、ここに住む」建物や立地より大切なこと

この家に集まってくる人たちのことを話すとき、セイヤさんの言葉に熱がこもった。

「老後の暮らしを考えたときに、“居場所”の問題があると思っていて。僕たちはたまたま生まれも育ちも市川で、たまたま長く住むことになった。その過程で、仲の良い友達ができ、いろんなコミュニティが生まれました。家や場所ありきじゃなくて、自分たちの生きてきた中で、知り合った人たちとの関係性を深く結べる、それが豊かな老後のためにより大切になってくると思っていて。無限に選択肢がある中で、それがあるから、僕たちはここに住み続けると決めたんです」

「ちょっと前までの夫婦の会話は、子どもたちの話題が多かったと思いますが、今は畑に何の種をまくかを相談したり。会話をますます楽しんでいます」とマミさん(撮影:相馬ミナ)
この日は、長女が仕事のかたわらで活動しているバンドの練習後、メンバーが庭に集まりくつろいでいた。庭のフェンスは別途工事で仲間たちとつくったもの(撮影:相馬ミナ)

家は、暮らしの器だ。しかし、湊夫妻の家は、器以上のものになっている。アートの場であり、コミュニティのハブであり、子どもたちが帰ってくる場所であり、友人が集まる台所であり、夫婦2人、庭でコーヒーを飲みながら静かに次の楽しみを考える場所だ。リノベーションが、豊かな人間関係の未来を約束してくれた。

築50年超のM1住宅は、20年越しの家族や仲間たちとの記憶をまるごと抱えたまま、次の50年へと歩み始めた。

●取材協力
設計・施工|つみき設計施工社(共同代表:河野直・河野桃子)

取材・文/松川絵里

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