受験してよかったことを聞くと「吸収力がまったく違った」、頑張れた理由を聞くと、「やると決めたタイミングだったから」と答えてくれました。
「自分の意思で、ここで学びたいと決めて入ったので、『入って終わり』にはなりませんでした。25歳から入ったことで、自分の意思でここに行きたい、ここで学びたいという決心がついていたので、入ってからの4年間、常に主体的に学ぶことができました。
18〜24歳の経験を踏まえての学びだったので、通学生とは違う捉え方ができたんじゃないかと思っています。50〜60代の方が相当な覚悟を持って学び直しに来ている環境に身を置いていたことも大きくて、学ぶ意欲を常に高め合えた気がします。
もし18歳の私が、とりあえずの選択で大学に行っていたら、そういう環境でも刺激として受け取れなかったかもしれません」
「今やっていることが直結しなかったとしても、後々必ずついてくる。今まで経験してきたことが今の自分を作っている」と語る香椎さんにとって、5年半の芸能活動や飲食でのアルバイトも、全て大学での学びにつながる時間でした。
早稲田に自分が求めていた答えがあった
無事、今年の3月に早稲田大学を卒業した香椎さん。卒業論文は趣味で10年間勉強してきた韓国語と、自身の人間のコミュニケーションや言語への関心を掛け合わせた研究で、相槌という非言語的なやりとりが、言語習得においていかに重要かを探った内容になりました。
「大学に行けば何かがわかるかもしれない」と思っていた彼女は、大学でその答えを見つけました。
