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東大とハーバードはどちらが難しい? 東大合格者「ペーパー難易度は東大…でもハーバードはある意味もっと残酷」

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参考書が広げられた机
ハーバードと東大の入試問題の違いを紹介します(写真:yuzora/PIXTA)
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東大入試の最大の特徴は、なんといっても「科目数の多さ」と「ほぼすべてが記述式である」という点にあります。

文系であれば、国語・数学・英語・地歴2科目(世界史・日本史・地理から2つ)、理科基礎、そして共通テスト。理系であれば国語・数学・英語・理科2科目(物理・化学・生物から2つ)。これだけの科目を、しかもほとんどすべて記述式で解かなければなりません。マーク式で「とりあえず塗っておく」という戦法は通用しません。インドや中国などでも難易度の高い試験が存在しますが、これだけ記述式で科目も多い試験を受験しなければならないのは、日本の東大だけだと言っていいと思います。

東大のペーパーテスト難易度は「世界最高峰」

そして、東大の問題は単に量が多いだけではなく、「制限時間に対して問題量が極端に多い」という特徴があります。

たとえば、2013年の東大英語の大問1(A)では、「クモの巣がなぜ非常に耐久性が高いのか」を科学的に説明する英文を読み、それを70〜80字に要約するという問題が出題されました。

これだけ聞くと、「ふーん、要約問題か」と思われるかもしれません。しかし、ここに東大ならではの難しさが潜んでいます。

英語の試験時間は120分。その中で、要約のほかにも長文読解、和訳、英作文、リスニング、文法問題と、すべての分野を解き切らなければなりません。要約問題にかけられる時間は、現実的に考えて10〜15分程度です。

その短い時間のなかで、決して単純明快な構造ではない英文を読み、要点を素早く押さえ、それを70〜80字という非常に厳しい字数制限のなかで端的に表現する。しかも、英文中で大きく紙幅を割かれている「構造工学やネットワークデザインへの応用可能性」といった重要な要素を落とさず、かつ具体例は適切に削るという、情報の取捨選択が求められるのです。

これは正直、相当に難しいです。英語力だけではなく、日本語の表現力、情報を構造化する力、そして時間配分の感覚まで問われています。よく「東大の入試問題はネイティブスピーカーでも難しい」と言われますが、その理由はこの「求められる能力の多様さ」だと言えるでしょう。

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