6月に入り、会社員の多くが「夏のボーナス」が気になり始める頃ではないだろうか。
就活生にとっては平均年収や初任給の方が想像しやすいかもしれないが、ボーナス額は就職後のモチベーションに大きく影響するだろう貴重なデータだ。
民間主要企業を対象とした厚生労働省の調査によると、2025年夏の一時金は平均妥結額94万6469円、25年冬の年末一時金は平均妥結額95万7184円と、ともに過去最高額となっている。
『就職四季報』では、毎年夏に前年度のボーナス年額を独自調査し、11月発売の書籍本編に掲載している。今回は、最新の調査で回答を得られた24年度の従業員平均ボーナス額が高い順にランキング化した。
前述の民間主要企業平均が過去最高額を更新した25年度の1年前から、すでに高額なボーナスを支給していた企業はいったいどこか。さっそく上位を見ていこう。
1位はボーナス年額1038万円
1位はレーザーテック。先端半導体の製造に欠かせないEUV露光装置向けの半導体マスク・マスクブランクス欠陥検査装置が柱のメーカーだ。ボーナスの年額は今回のランキング唯一の1000万円超で1038万円、月数は27.7カ月となっている。
総合職平均年収も1680万円(平均年齢40歳)と高水準だが、年収の半分以上をボーナスが占めるケースが多そうだ。
また、業種別に見てみると、有効回答数が10以上の業種では建設(平均280.6万円)、電子部品・機器(平均264.7万円)、商社・卸売業(平均260.1万円)などが高水準という結果となった。
今回はボーナスのみでランキングを抽出したが、もちろんボーナス額だけで企業を判断することを推奨しているわけではない。
書籍の『就職四季報』では、平均年収や初任給、初任給の構成要素や25歳・30歳・35歳時点の平均賃金、30歳総合職の平均年収なども掲載している。就活生のみなさんは、ボーナス額だけでなく、詳しい給与データを調べて志望企業の待遇を判断してほしい。
