さらに言えば、たまに海外ニュースなどで、スマートフォンをお風呂で充電しながら使おうとして感電死したという話も聞く。コンセントにつながった電源をお風呂に持ち込むなんて命の危険があるのは明らかなのだが、そういった知識を持たない若者が、電池切れしそうなスマホを風呂で使おうと、電源を伸ばして使うことがあるらしい。科学的知識を持たないと、命まで危険にさらしてしまうというわけだ。
しかし、0度から35度がiPhoneの動作保証温度だと考えると、最近の真夏の日本は、iPhoneなど多くの電子機器の動作保証外の環境ということになってしまうのだが……。
「防水」を信頼しすぎるのは危険
スマートフォンやイヤホンなど、多くのデジタルデバイスに耐水がうたわれているが、メーカーが保証してくれないのは、このように、ユーザーの使用環境がさまざまだからだ。
規定の条件でテストはしているが、「お風呂で使って壊れた」「海水などの特殊な条件で使って壊れた」と言って、補償を求められても困る……というわけだ。お尻のポケットで圧力がかかって曲がっている間に、パッキンが傷んでいるということもあるかもしれない。
結局のところ、スマホなど多くのデバイスで「耐水」はうたわれているが、多くの場合「補償」はされないのだから、水周りのでの使用は「自己責任」ということになる。
最終的には機器により仕様は違うので、ご自身のデバイスの説明書をよくご覧いただきたい。多くの場合壊れることはないとは思うが、水の成分、パッキンの劣化、使用する環境の温度・湿度状況などによって浸水する可能性があり、電子機器は浸水すると壊れてしまうことは知っておいていただきたい。iPhoneはじめデジタルデバイスのうたう「耐水」は、あくまで「自己責任でご利用ください」という意味なのである。
