日本国内の上場企業の約7割を占める3月期決算企業の2026年度業績見通しがおおむね出そろった。中東情勢をはじめとして国内外で不透明要素が少なくない足元の経済環境だが、そうした中でも着実に利益を伸ばしていきそうな企業はどこなのか。
東洋経済オンラインでは、5月20日までに26年度の業績予想を公表した3月期企業を対象に、「本業の利益」を示す営業利益の伸び率(増益率)と増え幅(増益幅)がとくに大きい企業をそれぞれ約300社ピックアップし、ランキングにまとめた。
増益率「1000%超」は11社
「増益率」でトップだったのは、「ステーキ宮」などを展開する中堅外食チェーンのアトム。営業利益は25年度の2500万円から26年度は9億3000万円に急増する計画を立てている。営業増益率は実に3620%に上る。
「増益幅」で首位に立ったのは、大手自動車メーカーのホンダ。25年度は4000億円超の営業赤字だったが、26年度は5000億円の営業黒字をもくろむ。差し引きの営業増益幅は9143億円だ。
「増益率」のランキングでは、上位11社が増益率1000%超、上位70社が同100%超だった。業種別では「情報・通信」と「電気機器」が32社で最多。「サービス業」が30社、「機械」と「卸売業」が26社で、これに続いた。
「増益幅」のランキングでは、上位12社が増益幅1000億円超、上位81社が100億円超だった。業種別では「電気機器」が43社で最多。これに続いて、「機械」が31社、「化学」が26社となった。
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【まずは「増益率」1~50位】
