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なぜペルソナを作り込んでも売れないのか…ヒット商品を生む人が観察している「たった一人」の正体

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(写真: on/PIXTA)
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その需要に応えるため、キレのある味わいに仕上げ、気付けの一杯を意味する「ショット」というネーミングを冠して発売しました。数字に表れない「生きた感情」を想像できたとき、あなたのブランドや商品は、まるでその人のために書かれたメッセージのように響きます。まずは身近な人の生活を想像することから始めてみましょう。

売上を伸ばす3つの選択肢

ブランドは「誰に届けるのか」を決めておく必要があります。狙うべき相手が明確になれば、商品をどう見せるか、どんな言葉で伝えるかといった手段が自然とわかってきます。売上を伸ばすのに役立つのが、「売上の分解」という考え方です。売上は次の3つの要素のかけ算で構成されています。

売上=客数×購入単価×購入頻度

この3つのどれを伸ばすかによって、狙うべきターゲットやそのアプローチ方法が大きく変わります。スーパーマーケットを例に見ていきましょう。

①客数を増やす(新しい出会いをつくる)

客数とは、1日に購入してくれる人の数です。売上を伸ばす局面では「新たに買ってくれる人(新規顧客)」をどれだけ増やせるかがカギになります。とはいえ、世の中のすべての人に知ってもらおうとすると、広告費はいくらあっても足りません。限られた予算で成果を出すには、「自分たちの商品を最も必要としている人」に絞り込んでアプローチすることが重要です。

②購入単価を増やす(満足の深さを変える)

購入単価とは、1人のお客さんが1回の来店で支払う金額です。お肉売り場に「今日はカレーにしませんか?」というポップがあったとしましょう。それを見て、献立をまだ決めていなかったのに、野菜やルウまでつい買ってしまった。そんな経験はありませんか? ターゲットが一人暮らしの学生なのか、子育て中の主婦なのかによって、「つい買いたくなるもの」や訴求力がある言葉は変わります。相手の生活を思い描くほど、自然なついで買いを生む提案ができるようになるのです。

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