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「"無印"みたいにすればいい」は正解? ポテチに続き、ケチャップも…「パッケージ変更」で消える企業と生き残る"3つの道"

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カルビー カゴメ
中東情勢の影響によるナフサ不足で、各社がパッケージ変更を余儀なくされています(画像:カルビー、カゴメ各社の公式サイトより)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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ナフサ危機は食品パッケージ市場に、短期・中期・長期で異なる変化をもたらすと考えられる。そしてその変化は、ブランドの規模によっても異なる様相を呈する。

【短期:今後1年以内】

現在進行しているのは「やむをえない白黒化」だ。しかしここで興味深い分岐が生まれる。

カルビーのように圧倒的なブランド力を持つトップブランドは、白黒化しても「カルビーだから買う」という指名買いは、少なくとも維持されるだろう。SNSでは《潔い決断》《斬新でいい》という声も上がった。

一方、中位・下位ブランドは苦境に立たされるかもしれない。白黒にすれば他ブランドとの差別化が難しくなる。バラエティ・シーキング型の消費者が「違い」を見いだせず、「選ぶ楽しさ」が失われる。高コストを払ってカラーを維持すれば利益を圧迫する。どちらに転んでも不利だ。

「“無印”路線」は正解? 生き残るための3つの方向性

【中期〜長期:3つの方向性】

より長い時間軸で見たとき、市場は単純な「2極化」では語りきれない。消費者の感情的欲求、つまり安心・信頼を求める必需品的なニーズと、楽しさ・ワクワク感を求める嗜好品的なニーズを踏まえると、生き残るためには「3つの方向性」が見えてくる。

方向性1:透明・素顔型(安心・信頼軸)

中身への自信があるブランドが、透明パッケージで商品本体を直接見せる戦略だ。前述の、生鮮食品の80%が透明パッケージだったことも証明している「見えること=信頼の証し」の原理が、スナック菓子にも及ぶ可能性がある。

ただし、この戦略が成立するには、前述の技術的・コスト的障壁の解消が前提となる。

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【《無印みたいなパッケージにすればいいのに》】

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