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「"無印"みたいにすればいい」は正解? ポテチに続き、ケチャップも…「パッケージ変更」で消える企業と生き残る"3つの道"

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カルビー カゴメ
中東情勢の影響によるナフサ不足で、各社がパッケージ変更を余儀なくされています(画像:カルビー、カゴメ各社の公式サイトより)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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生鮮食品は「必需品」だ。今日の食事のために必要だから買う。

消費者は「新鮮かどうか」「品質は大丈夫か」を目で確かめることを最優先する。賞味期限は数日〜1週間と短く、店頭に並ぶ時間も短い。透明化は、この安心・信頼というニーズに応えた必然の結果だ。

スナック菓子のパッケージにある「4つの構造的制約」

一方、スナック菓子は「嗜好品」だ。食べたいから、楽しみたいから買う。

消費者がスナック菓子の棚の前で感じるのは「今日は何にしようかな」というワクワク感であり、新しいフレーバーへの期待感であり、パッケージを見て「おいしそう」と感じる感覚的な喜びだ。生鮮食品とは根本的に異なる、感情的・情緒的でポジティブな購買体験が求められている。

ではスナック菓子のパッケージが不透明な理由は何か。実はこの消費者ニーズの違いに加え、4つの構造的制約が重なっていた。

第1に、「技術的制約」がある。ポテトチップスのアルミ蒸着フィルムは、遮光性・防湿性・酸化防止のために不可欠な素材だ。スナック菓子は油脂を使っており、光・湿気・酸素に極めて弱い。透明フィルムでは品質保持が困難だった。

第2に、「品質保証期間と在庫回転率の問題」。ポテトチップスの賞味期限は一般的に4〜6カ月。製造から消費まで最長半年の流通期間がある。この長い流通期間中、透明パッケージでは、チップスの割れや油染み、目減りが消費者に見えてしまう。見えることが逆に購買意欲を損なうリスクになる。

第3に、「コスト問題」だ。技術的には透明蒸着フィルム(シリカやアルミナを蒸着した透明バリアフィルム)という選択肢は存在する。しかし、アルミ蒸着フィルムより高コストで、大量生産・低価格のスナック菓子には不向きだった。

そして第4に、これが最も本質的な制約だが、「消費者の購買心理」がある。

消費者行動研究者のアサエルは、購買行動を「関与度」と「ブランド間の知覚差異」の2軸で4つに分類した(※)。

※Assael, H. (1987) Consumer Behavior and Marketing Action, Kent Publishing.

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【「選ぶこと自体が楽しい」「新しいものを発見したい」】

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