実は筆者は、ちょうど1年前にもこのDD51に会っている。日本から輸出されたこの車両は、タイ・バンコク近郊にある民間の整備工場でオーバーホールや車体の再塗装が行われたのだが、運よくその様子を見学することができたのだった。
日本時代に青色だった車体は補修の過程で黄緑色に塗られ、「この後で白色をベースとしたオリジナルのデザインにする」とスタッフから聞いていたが、実際に目の当たりにするとこれはこれでなかなかカッコいい。
元ブルートレインの客車も活躍
このDD51は25年3月にタイからここまで運ばれ、安全祈願の儀式を実施。その後、試運転などを経て同年12月にデビューした。
当面はドライポートで高速鉄道から積み替えられたコンテナを、トラックに代わってタイ側のノンカイ駅まで運ぶという役割が任されている。
ちなみに、両国間には1日2往復の旅客列車も運行されており、同じく日本から輸出された元ブルートレインの客車が活躍。DD51の投入で、“日本勢”の進出がさらに進む……はずだった。
雪国仕様の旋回窓が残る「DD51」の運転台。機器類は日本時代とほぼ変わらない
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【タイでは「キハ40形」が運行開始】
