その後、別のハーレムに加入。まだ2歳で幼かったため、ボス馬に追い出されずそのまま加われたそうだ。親が頼りな子馬が、親についていくことなく別のハーレムに合流。かなりユニークな動きに感じる。
「御崎馬の生態を初めに学びますが、実際には馬の様子を見てるとイレギュラーなことがたまにあります。人間と同じで性格や行動は本当に個性豊かで、そういうことを知るのは楽しいですよ」(黒木さん)
野生で生きるための環境を整備
御崎馬は「野生馬」と呼ばれているが、完全に人の手を離れた野生にいるわけではない。
餌を与えるなどの飼育はされていないが「野生で生きるための環境を整えている」という考えで人の手が入っている。
野焼きでダニを駆除したり、馬が食べない草は除去してはびこらないようにしたり、水飲み場の清掃をしたり、環境を整備して守っていくための取り組みを行っている。
御崎馬は過去に国策として洋種馬との雑種のオスを1年だけ入れたことがあるため、その影響が出た馬が誕生することもある。御崎馬本来の特徴を守るために、洋種馬の特徴が出たオス馬は去勢をしている。ハーレムを形成したら、その特徴が大きく広がる恐れがあるためだ。メスの場合はそのまま経過観察されるそう。
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【5月中旬~下旬は子馬がたくさん】
