Facebookには、亡くなった後のアカウントを「追悼アカウント」として扱う仕組みがあります。生前に追悼アカウント管理人を指定しておくと、アカウントが追悼プロフィールになった後、管理人がプロフィール写真やカバー写真の変更、固定投稿の作成、新しい友達リクエストへの対応などを行えます。
すべてのサービスを一度に設定する必要はありません。日常的に使っているメール、クラウドストレージ、写真、SNS、動画投稿、収益が発生しているサービスから手をつけるのが現実的でしょう。
デジタル終活は、家族のためだけでなく自分のためにもなる
デジタル終活というと面倒に聞こえますが、実際にやることは、それほど難しくありません。まずは、使っているサービスを一覧化するところから始めましょう。
若い人にとっては、これは終活というより、不要アカウントの見直しにもなります。使っていないサービスを解約でき、お金の流れがクリアになり、放置アカウントのリスクも下がります。
そして万一のときには、家族が途方に暮れずにすみます。親に対して「終活をしておいて」と言うと重く聞こえるかもしれませんが、「使っているネット銀行やサブスクだけ、一度整理しておこう」と話せば、家計やスマホの見直しの延長として切り出しやすくなります。
デジタル終活は、人生の終わりに向けた準備だけではなく、いまの暮らしを見える化する作業でもあります。自分のアカウントを棚卸ししながら、親や家族とも、必要な手がかりをどう残すか話してみてはいかがでしょうか。


