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「パスコードは何?亡くなった親のスマホを開けない」、証券口座もサブスクも解約できず…家族を困らせる"終活"の盲点

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スマホの暗証番号
デジタルサービスやデジタル資産を棚卸ししておくデジタル終活のコツとは?(写真:Keyglad / PIXTA)
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Facebookには、亡くなった後のアカウントを「追悼アカウント」として扱う仕組みがあります。生前に追悼アカウント管理人を指定しておくと、アカウントが追悼プロフィールになった後、管理人がプロフィール写真やカバー写真の変更、固定投稿の作成、新しい友達リクエストへの対応などを行えます。

すべてのサービスを一度に設定する必要はありません。日常的に使っているメール、クラウドストレージ、写真、SNS、動画投稿、収益が発生しているサービスから手をつけるのが現実的でしょう。

Facebookのアカウントセンターで死後に追悼プロフィールにするか、削除するかを設定しておくことができる(画像:Facebook)

デジタル終活は、家族のためだけでなく自分のためにもなる

デジタル終活というと面倒に聞こえますが、実際にやることは、それほど難しくありません。まずは、使っているサービスを一覧化するところから始めましょう。

若い人にとっては、これは終活というより、不要アカウントの見直しにもなります。使っていないサービスを解約でき、お金の流れがクリアになり、放置アカウントのリスクも下がります。

そして万一のときには、家族が途方に暮れずにすみます。親に対して「終活をしておいて」と言うと重く聞こえるかもしれませんが、「使っているネット銀行やサブスクだけ、一度整理しておこう」と話せば、家計やスマホの見直しの延長として切り出しやすくなります。

デジタル終活は、人生の終わりに向けた準備だけではなく、いまの暮らしを見える化する作業でもあります。自分のアカウントを棚卸ししながら、親や家族とも、必要な手がかりをどう残すか話してみてはいかがでしょうか。

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