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ベトナム縦断の寝台列車で一人旅《下段ベッド巡りバトル》「タイパ絶望的」でも「旅情はプライスレス」

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フエーダナンはベトナム統一鉄道で景色が最も美しい区間と言われる(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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筆者が乗った5号車は28のベッドがあるが、乗客は数人しかいない。落ち着いている間に車内を探索すると、隣の車両は通路にやたらと人があふれていた。景色を眺めているのかと思い近づいて納得した。この車両は3段ベッドが向かい合う6人用コンパートメントで、人口密度が非常に高い。

コンパートメントは鍵付き。通路は狭い(写真:筆者撮影)
6人用コンパートメントは3段ベッド(写真:筆者撮影)

運賃が比較的安価なため、筆者が予約を試みた時点ですでに満席だったが、コンパートメント内の圧迫感は相当なものだ。特に最上段は、ほとんど罰ゲーム。家族や友人との乗車でなければ、このスペースで過ごすのはかなり窮屈そうに見えた。

下段ベッドを巡るバトル

フエを発車して1時間半ほど経つと、ベトナム屈指の景勝地「ハイヴァン峠」にさしかかる。白や黄色の花々、眼下に広がる美しいラグーン。窓が汚れているのがつくづく惜しい。

フエーダナン間の車窓。窓の汚れが残念(写真:筆者撮影)
フエーダナン間の車窓(写真:筆者撮影)

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【「上下を代わってくれないか」に困惑】

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