東洋経済オンラインとは
ライフ

投資のスタートが1年遅れると30年後に損をする? 50代からでも遅くない「長期投資」のススメ

6分で読める
通帳を片手に悩む人物
「投資に興味はあるけれど、この年からじゃ遅いかも」。そう躊躇していませんか?(写真:Luce/PIXTA)
2/4 PAGES

では、もし利益の5万円をそのまま残して、2年目は元本を105万円にしたら、どうなるでしょうか? 105万円の5パーセントで、利益は5万2500円になります。

3年目。同じように、前年の利益5万2500円を元本に上乗せして、合計110万2500円で運用します。すると、1年で5万5125円の利益が出ます。

さらに4年目……というように続けていくと、10年目が終わったとき、あなたのお金は162万8895円になっています。10年で1.6倍になりました。

●1年目:100万円×5パーセント=5万円
●2年目: 105万円×5パーセント
     =5万2500円
●3年目: 105万2500円×5パーセント
     =5万5125円
  …
●10年目: 155万1328円×5パーセント
     =7万7566円
 →資金:162万8895円

単利だと、10年間の利益の総額は50万円。複利なら、約63万円。利益を元本に上乗せすることで、約13万円多く利益を伸ばすことができたのです。

いわば、お金が「雪だるま式」に増えていく。それが複利の力です。

(画像:『50代から始める お金と一緒に長生きするための おとなの投資教室』P.108)

30年では1.7倍の差になる

この複利の力は、運用する時間が長ければ長いほど、強力なものになります。

たとえば、先ほど同じ年5パーセントの運用を、さらに10年、20年と続けたとします。そのとき、お金はどれくらいまで増えていると思いますか?

●20年目:252万6950円×5パーセント
     =12万6348円
 →資金:265万3298円
●30年目:411万6135円×5パーセント
     =20万5807円
 →資金:432万1942円

30年の運用が終わるころ、資金は4倍以上の432万円になっています。

これが単利だった場合、利益は、年5万円の30年分なので計150万円。元本100万円とあわせて250万円です。複利で運用すると、その1.7倍も資金を大きく増やせるのです。

これこそが、運用によってお金を大きく育てる秘密です。老後に向けた資産づくりでは、この複利の力をしっかり生かすことで、時間をかけて着実にお金を育てていくことが大切になります。

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象