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2億円以上「ポルシェ911リマスタード・バイ・ギュンターワークス」日本上陸、富裕層向けのストモッドビジネスの世界

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日本上陸した「ポルシェ911リマスタード・バイ・ギュンターワークス」(写真:三木 宏章)
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空冷エンジン最後のポルシェ911となる、993をクラフツマンシップとパフォーマンスの新たな表現へと昇華させるというビジョンのもと、2017年にアメリカで設立されたギュンターワークス(写真:三木 宏章)

993と呼ばれる世代は、ポルシェ911シリーズの中で、最後の空冷エンジン搭載車としてファンに好まれている。

「993は、ひとつ前の世代になる964より進化しています。シャシーをはじめ、リアがマルチリンク式になったサスペンションシステムなど搭載していて、そこを私は評価して、このプロジェクトのドナーカーに選びました」

ギュンターワークスのホームページをチェックすると、「空冷911を現代の技術と素材で”リマスタード”すると、どんな性能が得られるか追求した結果」とある。

注目点は、数多くのパーツを自社製にしているところ。先ほど紹介したカーボンファイバーパーツをはじめ、灯火類からロードホイールまで自社製と聞いて驚くばかりだ。

「私たちのゴールは、過去の再現でなく、進化にある」と、ホームページでうたわれているのも、そのとおりだなと思うところだ。

オリジナルを残しながらチューンしたエンジン

パワーユニットは、ギュンダーワークスがオーダーし、オレゴン州ロススポーツで開発された4.0Lの自然吸気水平対向6気筒エンジンを搭載。自然吸気ながら最高出力435hp/7800rpm、最大トルク43.2kgm/rpmを発生(写真:三木 宏章)

「エンジンだけはオリジナル」というものの、排気量は4.0リッターに拡大されている。例えばオートモビルカウンシルや恵比寿で開催されたポップアップイベントでお披露目された「クーペ」は、最高出力は435hp(324kW)にスープアップされている。

オリジナルの993カレラは後期の「バリオラム」搭載の3.6リッター6気筒エンジンでも最高出力282hp(210kW)だった。

ギュンターワークスによる”リマスタード”911には、フルオープンの「スピードスター」と、4.0リッターで850hpを発揮する「ターボ」もラインナップされている。

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【ギュンターワークスが“Xをモチーフにする意味】

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