韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は2026年4月28日、韓国の自主国防について言及、「国家とは自らが守るべきものであり、なぜ(他国の軍隊に)依存しなければならないのか。当然、そして十分に(自力で)守ることができる」と強調した。
李大統領は同日、大統領府での閣議で「最近さまざまな理由で、軍事安保面に不安を抱いている人たちがいるようだ」と触れ、冒頭のように述べた。
防衛産業の輸出では世界4位
李大統領は「大韓民国は在韓アメリカ軍を除いても自国の軍事力水準が世界5位であり、年間の国防費支出が北朝鮮の年間国民総生産の1.4倍に達している。韓国軍は訓練も行き届いており、士気も高く、経済力でも比較にならない。防衛産業も輸出だけですでに世界4位に躍進した」と説明した。
そのうえで「それなのに、なぜわれわれは外国の軍隊がいなければ自力防衛が困難であるかのような不安を抱き続けるのか」と問いかけた。
これに対し、安圭泊(アン・ギュベク)国防相は「一部の勢力が安保・軍事分野で大統領が指摘したような不安を扇動し、煽る傾向があるが、大半の国民はそのような認識を持っていない」と答えた。これを受けて、李大統領は「こうした客観的な状況を国民に広く知らせてほしい」と指示した。
李大統領は「一部であっても、少しの不安も抱かせないようにすべきだ。自信を持って、自ら責任を負うべきだ。われわれは現在の状態でも十分に能力があり、今後さらに国防費支出を増やす予定なので心配しなくてよいということを、国民が十分に認識できるようにしてほしい」と強調した。
さらに李大統領は安国防相に「独自の軍事作戦能力は準備できているか」とたずね、「われわれ自ら防御し、戦略・作戦計画を立てる準備をしておくべきだ。戦術・戦略も十分に自力で遂行できるよう準備すべきだ」と求めた。
安国防相が「そのような観点から、戦時作戦統制権の回収も早めることができる有形・無形の精神的資産、戦略体系も備えている」と報告すると、李大統領は「当然そうでなければならない」と応じた。
(執筆:パク・キソク)
※原文は4月28日配信
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