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衛星スマホ通信「3社出揃い」で横並び、勝負は圏外の先へ──次に差がつく"つながった後"の競争

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au Starlink Directに関するスライド
au Starlink Directは提供開始1周年で利用者が400万人を超えた(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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ソフトバンクは4月10日にSoftBank Starlink Directを提供開始した(写真:筆者撮影)

ソフトバンクの寺尾洋幸専務は4月10日の発表会で「衛星通信は一丁目一番地」と語りつつ、LINEMOでは7月以降に月額1650円のオプションにすると明言した。サブブランドや格安回線では有料化が先行する可能性がある。

楽天モバイルは別の賭けに出ている

4社のなかで楽天モバイルだけがStarlinkと異なる道を選んだ。米AST SpaceMobileの衛星を使い、26年第4四半期(10〜12月)の商用開始を目指している。25年4月には日本国内で初めて低軌道衛星とスマートフォンによるビデオ通話試験に成功した。

楽天モバイルとASTがビデオ通話試験で使ったシステム構成(画像:楽天モバイル)

AST SpaceMobileの衛星はStarlinkと比べてアンテナが大きく、当初からブロードバンド通信に対応する設計だ。Starlinkベースの3社がテキストと一部アプリのデータ通信にとどまるのに対し、楽天はより高速なデータ通信を狙っている。

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【衛星通信の上に何を載せるかが次の焦点】

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