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「休日も仕事が頭から離れない…」真面目な人ほど休めていない? 心と身体を本当の意味で休ませる《寝る前の儀式》

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日記を書く人物
疲弊した心を癒やし、明日を軽やかに迎えるためのヒントとは?(写真:玄武/PIXTA)
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話が少しそれるが、私が愛用しているのは、パイロットの「waai(ワーイ)」というペンだ。オフホワイトの本体は、主張しすぎず、手元にあるだけでどこか心を穏やかにしてくれる。そこに「フリクションシナジーノック 0.5mm ブラック」の芯を合わせるのが、私のお気に入りである。自分に合った道具をちゃんとそろえるのは、儀式を続けていくうえで大事なことだと思っている。

(画像:筆者撮影)

自分なりの「儀式」を持つということ

私の場合は日記が儀式であるが、何が儀式になるかは人それぞれだろう。

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ある人にとっては、お気に入りの音楽を聴くことかもしれないし、ペットと遊ぶことかもしれない。お風呂にゆっくり浸かることや、好きな紅茶を淹れることでもいい。大切なのは、その行為が「仕事ではない世界」への入り口になることだ。そして、それを意識的に、繰り返し行うこと。一度や二度ではなく、習慣として続けることで、身体と心が「ああ、今から切り替わるんだな」と理解していく。

今の私には、寝る前に日記を書く、という儀式がある。

完璧ではない。それでも、以前よりは確実に仕事から離れることができるようになった。

どれだけ時間があっても、心が仕事に縛られていたら、休んだことにはならない。逆に言えば、仕事から離れる術を持っていれば、限られた時間の中でも、ちゃんと休むことができる。そう考えると、勤務時間を減らすことや、休日を増やすことと同じくらい、あるいはそれ以上に「仕事から離れる儀式」を持つことが、私たちには必要なのだと思う。

今夜も私は日記を開く。そして最後の1行を書き終え、静かにノートを閉じる。何者にも邪魔されない、私だけの時間を守るために。

(画像:筆者撮影)

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