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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

目黒蓮主演『SAKAMOTO DAYS』が、原作の東京下町ではなく《関西某市》でロケした理由…過去3900本超を誘致した街の魅惑

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SAKAMOTO DAYS
映画『SAKAMOTO DAYS』の世界観を再現する場所が、関西にありました(写真:神戸フィルムオフィス提供 ©鈴木祐斗/集英社 ©2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会)
  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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JR・地下鉄新長田駅から近い「若松公園」には、高さ15mの「鉄人28号」の巨大モニュメントがそびえ立っています。

作者の故・横山光輝さんが神戸出身で新長田とゆかりが深いことから、商店街が中心となりNPO法人「神戸鉄人プロジェクト」が発足。震災復興と地域活性化のシンボルとして立てられたこのモニュメントは、「鉄人28号」の聖地巡礼スポットとして今も多くのファンが訪れます。

ど迫力の「鉄人28号像」の周りには、往年のファンがたくさん集まっていました(写真:筆者撮影)

さらに、山陽電鉄で西へ向かい、須磨浦公園駅へ。昭和レトロファンに人気の「須磨浦山上遊園」を目指します。

昭和30年代にオープンし、近年の昭和レトロブームに乗って人気が再燃しているスポットです。

須磨浦公園駅と隣接するロープウェイに乗ります(写真:筆者撮影)

駅直結のロープウェイで「鉢伏山上(はちぶせさんじょう)駅」に着いたら、「日本一乗り心地の悪い乗り物」として知られる「カーレーター」に乗り換えるのがおすすめ。

レトロな2人乗りのカゴ状乗り物が、ゴトゴトと揺れながら傾斜を上る独特の体験は、一度乗ったら忘れられません。

謎の「カーレーター」という乗り物に乗り換えます。「日本一乗り心地の悪い乗り物」とはいかに……(写真:筆者撮影)
かなりの振動を感じました(写真:筆者撮影)

カーレーターで園内の山頂にたどり着くと、そこには植物園や遊園地があり、昔ながらの展望台「回転展望閣」からは神戸市内はもちろん、遠く淡路島まで見渡せます。

「須磨浦山上遊園」の展望台から見下ろす街並みは絶景です(写真:筆者撮影)

今年オープンした施設も

ほかにも神戸には、絵になるスポットが豊富にあります。

阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し記憶を後世に継承することを目的に、毎年冬には「神戸ルミナリエ」(中央区)が開催されています。

26年4月には、明石海峡大橋とともに望むことができる「五色塚古墳」(垂水区)そばに、古代の神戸をARで体験できる「五色塚古墳館」(垂水区)がオープンしました。

古墳時代前期に造られた、全長194mの兵庫県で最大の前方後円墳「五色塚古墳」(写真:筆者撮影)

海あり山あり温泉もあり、異国情緒あふれる街並みも持つ神戸。これからも日本を代表するロケ地として、数多くの作品を生み出し続けてくれることでしょう。

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