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東大と京大の数学はどちらが難しい?東大合格者が語る、「処理能力」問う東大と「論理を立ち上げる力」を問う京大の差

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受験会場で試験を受ける学生たち
東大と京大、どちらの入試が難しいのか(写真:Fast&Slow/PIXTA)
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京大数学の特徴は、単に“難問が多い”ということではありません。

解答者の思考の立ち上がり方そのものが問われているのです。

数学に表れる、東大と京大の学生像の違い

こうして見ていくと、数学の入試問題には、両大学が求める学生像の違いがかなりはっきり表れています。

東大が求めているのは、高校卒業段階である程度完成された数学力を持ち、それを安定して運用できる学生です。

誘導を正しく読み取り、条件を過不足なく使い、計算ミスを抑えながら、時間配分も含めて戦略的に得点していく。いわば「完成度の高い学生」を選抜している印象があります。

一方で京大が求めているのは、まだ多少未熟であっても、自分なりの考えを持ち、それを論理として表現しようとする学生です。

遠回りでも、不格好でもかまわない。自分で考え始め、その思考を相手に伝えようとする姿勢があるかどうか。京大数学には、そうした知性への強い信頼が感じられます。

よく「数学は、ひらめきか論理か」という議論があります。

この問いに対して、東大と京大は少し異なる答えを出しているように見えます。

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【どちらも別の形で数学の本質を問うている】

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