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「自民×維新」連立の"キーマン"が語る高市政権半年の評価、衆院選大勝も「すべて国民が望んでいること」だと思い込むとつまずく可能性

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日本維新の会の遠藤国対委員長
自維連立で重要な役割を果たした、日本維新の会の遠藤敬国対委員長(画像:東洋経済オンライン公式YouTubeチャンネルより)
  • 青山 和弘 政治ジャーナリスト、青山学院大学客員教授
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いったん消費税を下げると決めて選挙をしたので、その選択肢がなくなるということは、高市総理の頭の中にはないのだと思います。

——物価高という意味では、中東情勢の影響も気になるところですが、そろそろガソリンなどエネルギーの“節約モード”に入らなければならない段階でしょうか。

私はどちらかというと高市政権と同じです。「節約」と言った瞬間に完全に経済が冷え込んでしまうと思うので、まだ言うべきではないと思います。経済は、冷えるのは早いですが、回復するには時間がかかりますからね。

——維新は、昨年の参院選では「社会保険料の見直し」を強く訴えましたが、今年の衆院選では優先順位が下がったような印象でした。

そう思ったので、先週から空気の入れ替えをしました。役所も含め党内も整理をして、今のテンションではダメだぞと。

——本気度をみせるなら、次の内閣改造で維新から閣僚を出す際に、厚労大臣を取るのがいいのではないですか。

厚労大臣は社会保険料だけではなく、社会保障政策全般の見直しができますからいいかもしれませんね。得意・不得意というよりも決断ですから。それをやり切るだけの胆力、腹を決められるかどうかにかかっていると思います。

次期衆院選は参院選とのダブル?

——衆院選で大勝しましたし支持率も高いので、高市政権は基本的には安泰だと思います。ただ、党内基盤が強いかといわれるとそうでもない。また今後、支持率が下がる可能性もある。政権の勢いを取り戻すためにどこかで解散に打って出る必要が出てくるかもしれません。遠藤さんは、次の衆院選はいつぐらいだとみていますか。

次の参院選とのダブル選挙かその後でしょうね。

——2028年の衆参ダブル選挙の可能性はありますか?

支持率によりますが、衆議院が多少減っても参院選にブーストをかけられるようであれば十分ありうると思います。その前の総選挙は、さすがに国民が怒りますよ。この前、1年3カ月ぐらいで選挙をしていますからそれはないです。

(前編)
(後編)
動画ではこのほか「自維連立政権の安定性」や「高市政権の危機管理能力」などについても聞いています。

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