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なぜソニーは才能を次々と見いだせるのか? 天地真理から山口百恵、松田聖子へ続く「かわい子ちゃんブーム」の原点

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映画フィルムとCDのイラスト
(イラスト 竹田嘉文)
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「日本の音楽業界はソニーの独り勝ちだ」

老舗レコード会社の幹部が苦々しげに言う。25年の大みそか、恒例の「NHK紅白歌合戦」には紅組、白組総勢37組が出場したが、このうち11組がソニー・ミュージック系のレーベルに所属していた。

ソロで出場したYOASOBIの幾田りら、若者の間で大ブレーク中のHANA、ちゃんみな、Vaundy、SMEの子会社アニプレックスが手がけ世界でヒットした『劇場版「鬼滅の刃」』の主題歌を歌ったLiSAに乃木坂46。ベテラン勢ではORANGE RANGE、久保田利伸、郷ひろみ、TUBEにMISIA。みんなソニー・ミュージック系の所属だ。

ユニバーサル ミュージック、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ、ワーナーミュージック・ジャパン、ビクターエンタテインメントなど、日本には「大手」と呼ばれるところだけで十数社のレコード会社があることを考えれば、1社で出場枠の3分の1近くを占めるというのは尋常でない。ソニー系にはCreepy Nutsなど紅白に出ていない大物もあまたいる。

なぜソニー・ミュージックは海外でも通用するような才能を次々と見いだせるのか。その秘密を探るには、ソニーが音楽業界に参入した67年までさかのぼる必要がある。

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