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もう自分を責めないで…不登校の子の親が「今すぐやめること」、すぐに始めたいのは《自己肯定感が高まる》3つのこと

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子どもを励ます母親
日本の不登校の児童生徒数は35万3970人と12年連続で増加している(写真:buritora / PIXTA)
  • 東 ちひろ 一般社団法人子育て心理学協会代表理事
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でも、言えそうであればぜひ言っていただきたいです。これは、子どもの存在をありのままに認める言葉であり、不登校の子が潜在的に親に言ってほしいと願っている言葉だからです。

「ココロ貯金」でじっくり子どもと向き合おう

子どもの心の中に、1つの貯金箱があることをイメージしてください。貯金箱といっても、貯まるのはお金ではなく、親からの愛情です。

でも、愛情は目に見えず、形がありません。子どもは目に見えないものを捉えることが苦手です。そのため、子どもに行動レベルで、親の愛情を伝えます。

行動レベルとは、具体的に「話を聴く」「承認する」「触れる」の3つです。これが、「ココロ貯金」の基本的な仕組みです。

例えば、子どもの話を聴くと、チャリーンと1つ、心の貯金箱に愛情が貯まります。子どもの体に触れたり、承認したりすると、チャリーン、チャリーンとさらに愛情が貯まります。

愛情が貯まると、子どものやる気、自信、自己肯定感が高まります。さらに、「自分は自分でOK!」くらいまで自己肯定感が高まると、結果として、学校への適応力も高まります。

学校復帰につながる細かい取組方法は様々にあります。しかし、子どもの自己肯定感が高まらないと、継続的な登校にはつながりません。子どもの自己肯定感が高くないと、本当の意味で学校に適応するのは難しいからです。

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【「ココロ貯金」の具体的なアプローチ】

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