受診の際は、事前に「頭痛日記」をつけておき、それを持参することを強く勧めます。頭痛日記というのは、「いつ痛み始め、どのくらい痛みが続いたか」「痛み以外の症状(涙、鼻水、吐き気など)はあったか」「市販薬は効いたか」といったことを記録するものです。
この頭痛日記があれば、私たち医師は頭痛の正体を見極め、最適な治療法を提案できます。専門家と手を携えて、頭痛に支配されてきた人生に別れを告げましょう。
気を付けたい二次性頭痛
最後に、群発頭痛のように見える頭痛のなかに、深刻な病気が原因の「二次性頭痛」が隠れていることもあります。
以下のサインに当てはまる場合は、直ちに脳神経内科を受診しましょう。特に50歳以降の人が始めて頭痛を経験する場合、二次性の可能性が非常に高いと考えられていますので、ご注意ください。
②脳腫瘍:「朝方に痛みが強く、横になると悪化する」という経過。数週間かけて痛みの頻度や強さが増していく
③脳梗塞:手足の麻痺、物が二重に見える、意識の混濁などを伴う
④巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎):「こめかみを触ると痛い」「髪をくしでとくと痛い」「物をかむとあごが痛む」「視力障害を伴う」など。放置すると失明の危険がある緊急疾患で、特に50歳以上で注意が必要
