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目に火の付いた棒を突っ込まれたような…三大激痛の1つ「群発頭痛」 市販薬が効かない痛みの機序と治療法を医師が解説

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頭痛の男性
激痛に見舞われる群発頭痛。なぜ起こるのか、治療法はあるのか。医師が解説します(写真:C-geo/PIXTA)
  • 久住 英二 立川パークスクリニック院長
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受診の際は、事前に「頭痛日記」をつけておき、それを持参することを強く勧めます。頭痛日記というのは、「いつ痛み始め、どのくらい痛みが続いたか」「痛み以外の症状(涙、鼻水、吐き気など)はあったか」「市販薬は効いたか」といったことを記録するものです。

この頭痛日記があれば、私たち医師は頭痛の正体を見極め、最適な治療法を提案できます。専門家と手を携えて、頭痛に支配されてきた人生に別れを告げましょう。

気を付けたい二次性頭痛

最後に、群発頭痛のように見える頭痛のなかに、深刻な病気が原因の「二次性頭痛」が隠れていることもあります。

以下のサインに当てはまる場合は、直ちに脳神経内科を受診しましょう。特に50歳以降の人が始めて頭痛を経験する場合、二次性の可能性が非常に高いと考えられていますので、ご注意ください。

①くも膜下出血:突然、バットで殴られたような、経験したことのない激痛が数秒でピークに達する(雷鳴頭痛)
②脳腫瘍:「朝方に痛みが強く、横になると悪化する」という経過。数週間かけて痛みの頻度や強さが増していく
③脳梗塞:手足の麻痺、物が二重に見える、意識の混濁などを伴う
④巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎):「こめかみを触ると痛い」「髪をくしでとくと痛い」「物をかむとあごが痛む」「視力障害を伴う」など。放置すると失明の危険がある緊急疾患で、特に50歳以上で注意が必要

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