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ライフ #あの大恋愛の末に…国際結婚ベテラン夫婦の今

「結婚するつもりで付き合いましょう」即プロポーズした日韓夫婦、3年半の遠距離と両親の壁を超えて「2度結婚」できた理由

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自宅近くにあるハナさんのアトリエにて(写真:筆者撮影)
  • 久保 佳那 ライター・ブックライター
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遠距離恋愛を続けていると、不安な気持ちになることもある。けれど二人は、あるルールを大切にして、3年半の遠距離恋愛を乗り越えた。それは「心が変わったら正直に言おう」という内容で、ハナさんが提案したものだ。

「なかなか会うことができないと、相手の周囲にいる異性の存在が気になるものです。でも、心配していてはキリがないし、心配しながら生活していくことは難しいです。相手を信じられなくなって不安になるくらいなら、別れたほうがいい。だから、『もし他にいいなと思う人ができたら二股はせずに、正直に言うことにしよう』と彼に言いました。その代わり、相手が誤解するような行動をお互いにしない。このルールを決めれば、疑いの心を持たずに遠距離恋愛を続けていけます」

右樹さんも「ハナさんの考え方が僕はありがたいと思うし、僕たちが長く続いている理由でもある」と同意する。

「何かあるたびに疑われたり、逐一聞かれるのは息苦しいじゃないですか。大きなルールは決めておいて、後は細かく聞かないというスタンスでいることで、遠距離恋愛を続けていくことができました」

両親に色眼鏡で見られないための「作戦」

右樹さんが留学した数カ月後、二人は、互いの親に紹介する機会を作ることにした。ただ、当時は今とは違って日韓の行き来は少なく、お互いの国にいい印象を抱いていない人も多い時代だ。ハナさんの両親も例外ではなく、彼氏が8歳年下の日本人だと伝えたら反対される恐れもある。そのため、ある戦略を練った。

「彼氏だというと色眼鏡で見るかもしれないので『友達を連れていく』と伝えたんです。他の友人も交えて彼を実家に連れていきました。そこで、右樹さんが思いのほか親戚に気に入られたんです」とハナさんはにこやかに話す。

「ハナさんの実家に行ったのは5月でした。韓国では5月に子供の日や両親の日、先生の日があって『家庭の月』と言われます。そのため、あちこちで花束が売られていたんです。そこで花束を買ってハナさんのお母さんにプレゼントしました」

韓国の5月は「家庭の月」で、花を贈る習慣がある(写真:Hatsu/pixta)

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【「何でもない日」の花束】

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