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ライフ #「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち

「缶の中身は『尿』だった」 20年で"14トンのゴミ"に埋もれた団地の一室…バールでも掘れない《ゴミ屋敷の壮絶な実態》

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ゴミ屋敷
部屋を埋め尽くすゴミ。そのほとんどが、“謎の液体”が入った缶だった(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
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作業が進むにつれ、ゴキブリ臭ではないもう1つのにおいが強まっていった。ゴミをバールで掘れば掘るほど、下からアンモニア臭が湧き出てくるのだ。どこからにおってくるのか。

ふと目についたのは、冷蔵庫の周辺に散乱している缶だ。キャップ付きのものでしっかりと閉まっているが、中身が残っている。

あちこちに大きな蜘蛛の巣が張っていた(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
部屋に散乱したキャップ付きの缶。その中には……(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

その中身は、尿だった。すべてではないが、かなりの数の缶に入っていた。

ゴキブリ臭とアンモニア臭、そして空き缶に残った乾いたビールの甘ったるいにおい。その3つが混じり合い、むせ返るようなかなりキツい臭いだ。

「トイレも風呂もゴミで埋まって使えない状態でした。だから、空き缶で用を足していたんでしょう。それも、数本の話ではありません」

風呂もトイレもゴミで山積みになって機能していなかったため、住人は近くにある空き缶に用を足し、そのまま部屋に放置していた。

どの部屋も一様にゴミまみれとなっている(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

溢れないよう少しずつ缶に溜め…

それだけではなく、プルタブを押し開けるタイプの空き缶にも尿が入っていた。住人は溢れないよう少しずつ缶に尿を溜めては、倒さないように部屋のあちこちに並べていた。

「水道は生きていましたし、水も出ていたんです。数メートル先の流しまで行けば捨てられたはずですが、それすらもこの住人にはできなかった。動くのすらつらかったんでしょう。尿意を感じても座ったまま動けない。ここまでくると、何か精神的な問題があったようにしか思えません」

キッチンの流しにもゴミは山積していたが、水は出る状態だった(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

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【ゴミの層をつくっていた水分のほとんどが尿だった】

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