フジミインコーポレーテッド|上場(愛知県清須市)
[設 立]1953年
[代表者]関 敬史
[売上高]625億円(2025年3月期、連結)
[従業員]855人(単体)
世界中の半導体メーカーがかつてない規模で新工場の建設を進める中、そうした巨大企業を陰で支えるニッチトップ企業が、愛知県清須市にある。半導体ウェハーを原子レベルで磨き上げる研磨材で世界シェアの約9割を握る、フジミインコーポレーテッドだ。
半導体は、シリコンでできた円盤(ウェハー)の上に微細な回路を刻んで作られる。その円盤の表面を原子レベルで平らに磨き上げる工程が欠かせない。フジミが手がけるのはその研磨材だ。
同社の顧客は、ウェハーそのものを作る信越化学工業などのウェハーメーカーと、そのウェハーに回路を作り込む半導体メーカーやファウンドリー(受託製造企業)だ。ウェハーメーカー向けの研磨材では世界シェアが約9割(同社推計)。半導体メーカー向けでの全体シェアは約1割にとどまるものの、トランジスタを形づくる工程の一部に絞れば、世界シェアは約6割。先端半導体向けの構成比が高く、AI半導体ブームは追い風だ。
