「豪華キャストが集結」「ドラマの良さを踏襲」… 山下智久主演《正直不動産》、ドラマからの映画化で課された"絶対条件"

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映画化に際して製作陣が絶対条件としていたのが「キャスト、監督、主要スタッフは絶対に変えない」「ドラマの良さを踏襲し、映画に引き継ぐ」ということ。

その言葉通り、テレビ版のスタッフを務めた川村泰祐監督、脚本の根本ノンジら主なスタッフが続投。映画版でも農地転用の要件緩和や、定期借地権、立ち退き問題といった、不動産業界の裏側を題材としたドラマが展開されるなど、コミカルな中にも知的好奇心をくすぐる作品の魅力は変わらない。

正直不動産
まっすぐひたむきな性格の月下(左)は、先輩の永瀬のもとで不動産営業マンとしてたくましく成長していく(写真:映画『正直不動産』 ©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館 ©2026 映画『正直不動産』製作委員会)

豪華キャストが集結

山下演じる主人公・永瀬と、福原遥演じる後輩・月下をはじめ、永瀬が不動産業界に身を置くきっかけとなった登坂社長(草刈正雄)や、永瀬たちにいつも営業ノルマの発破をかけながらも、永瀬の“正直トーク”にいつも振り回されてしまうお調子者の大河営業部長(長谷川忍)など、おなじみの登坂不動産メンバーが勢ぞろい。

さらに、ライバル会社のミネルヴァ不動産の面々も変わらずに永瀬たちの前に立ちはだかる。ことあるごとに登坂不動産をつぶそうと画策する鵤社長(高橋克典)。業界きっての情報通だが、女性の社会進出のはざまで葛藤する立川店副店長の花澤(倉科カナ)。うそも厭(いと)わない悪魔的な営業スタイルで、かつては永瀬の師匠だった立川店店長の神木(ディーン・フジオカ)。誰にも壁をつくらずにタメ口の営業スタイルながら、意外にやり手の“正直すぎる”新入社員・雪野(見上愛)など、こちらも個性豊かな面々。

正直不動産
永瀬の成長を見守る登坂社長(左)と、昭和気質だが、実は部下思いの大河営業部長(中央)。どちらも登坂不動産には欠かせないキャラクターだ(写真:映画『正直不動産』 ©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館 ©2026 映画『正直不動産』製作委員会)

永瀬に関わる人々の出演もファンにはうれしいポイント。永瀬らの行きつけの居酒屋「しょうじきもん」の大将と女将(湯江タケユキ、伊藤麻実子)。登坂不動産の太客で、大地主のマダム(大地真央)。

現在はニューヨークの銀行支店に転勤している永瀬の恋人・美波(泉里香)。かつての永瀬のライバルで、現在は個人の不動産ブローカーとして活躍する桐山(市原隼人)など、誰もが「正直不動産」には欠かせない面々だ。

永瀬が土地にたたられたことを知る神出鬼没の和菓子職人・石田努も登場。撮影当時88歳だったという名優・山﨑努の出演シーンは、短いながらも深みのあるものとなっている。

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