「この程度で不審者扱いするな」「怖い時代だから妥当」と賛否…中央区《女子高生にウインクで"不審者扱い"》が当然のワケ

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筆者が今回のコラムで具体的な事案をあげたのは、「このような不審者情報が発信されていることの認知が広がり、被害の抑制につながるとともに、関係者が報われてほしい」という思いからでした。

「不審者情報そのものを知らない」という人もいる

ただ、「不審者情報に触れ、活用しているのは子どもとその親にとどまり、それ以外の大人には浸透していない」という印象が否めないのも正直なところ。

中には「不審者情報そのものを知らない」という人もいますし、高齢者へのフォローも必要など、まだまだ備えることは多いのでしょう。

今回の反響をきっかけに、警察任せではなく個人の対策を進めること、地域ごとの自警団や見守り隊などの検討、公園や通学路などの防犯カメラを増設するなどのさまざまな対策につなげていきたいものです。

最後に1つ触れたいのは、今回の件に関して「高校生が夜遅くまで外にいることが問題」などと当事者を批判する声について。事情や現場の背景など多くのことがわからないにもかかわらず、第三者が一部のみに注目して批判するのはアンフェアでしょう。

このような批判をしがちな人に必要なのは、自分の住む地域の不審者情報を見て備えること。この高校生がもし再び怖さを感じる事案に見舞われたとき、迷いなく通報できる社会でありたいものです。

木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者

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きむら たかし / Takashi Kimura

テレビ、ドラマ、タレントを専門テーマに、メディア出演やコラム執筆を重ねるほか、取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーとしても活動。さらに、独自のコミュニケーション理論をベースにした人間関係コンサルタントとして、1万人超の対人相談に乗っている。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

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