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肌を露出しくねくねダンス…日清カップヌードル「腹筋CM」炎上、大手ブランドのネット広告に見る「世間とのズレ」

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  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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もちろん「わかる人にだけ刺さればいい」という場合もあるだろう。とはいえ、カップヌードルは、いまや国民食とも言える存在だ。すでに万人が味わっている商品にもかかわらず、あえてニッチな訴求をすることで、既存ファンがアンチに転じる危険性もある。今回の「家族みんなで食べるものなのに……」といった批判は、そうした違和感から生じたと推測できる。

焦って制作されている可能性

マスコミとネット空間には、「伝わり方の違い」が存在する。マスコミでは万人に向けてアプローチして、総意を形成する。それに対し、ネットではターゲットを絞り、一部の熱狂を原動力とする。そのため、同じ形を応用するのではなく、それぞれの文脈をくんだ訴求をしなければならない。

盤石な知名度を持つ“定番商品”と、それ以外も同様に、求められるコミュニケーションが異なる。認知拡大期にある商品であれば、多少悪目立ちしても、得られるメリットの方が大きい。しかし、知名度の高い商材では、デメリットの方が大きくなることもあり得る。

こうした違いがあるからこそ、「ネットミームに乗っかった定番ブランドの広告」は、アンバランスにならないように、慎重さが欠かせない。一方で、質の担保が難しい特性もある。ネットの流行は一過性で、わずか数日でも「過去の話」になってしまうため、焦って制作される可能性があるためだ。

日清と同様に、ここ最近ネット広告で攻勢をかけている企業として、「マクドナルド」がある。同じく定番ブランドであり、類似するリスクを抱えているのだが、こちらで先日、SNS動画をめぐった謝罪事例があった。

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【「大手企業によるネットミーム系広告」はそろそろ限界?】

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