肌を露出しくねくねダンス…日清カップヌードル「腹筋CM」炎上、大手ブランドのネット広告に見る「世間とのズレ」

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同商品のCMでは25年、女子レスリング金メダリスト・吉田沙保里さんによる「風船の連続割り」も披露された。こちらの元ネタは、バラエティー番組の風船割り企画で、吉田さんが驚異的な瞬発力と腕力を見せたこと。SNSで切り抜き動画として拡散されたことで、ネットミーム化したものだった。

“ネットウケ全振り”広告戦略の落とし穴

このように日清は近年、“ネットウケ全振り”の広告戦略を取っている。なお各社報道によると、創業者の孫にあたる現社長は、宣伝関係の会議で、細かいところまで議論を重ねているという。つまりこれらは、トップ公認と言えるのだ。

しかし、ネットメディア編集者の視点からすると、こうしたプロモーションには落とし穴があると感じる。それは「フットワークの軽さは、悪ノリにつながりやすい」ということだ。

広告である以上は、潜在顧客であるところの視聴者への訴求が重要。もし「制作側のやりたいことを押しつけているだけ」に見えてしまえば、購買にはつながらない。結局のところ、視聴者にどのような印象を与えるかが重要になる。

そして今回の場合は、「消費者を置き去りにしている」と感じさせた、もしくは「消費者はこういうのが好きなんでしょ?」という上から目線の印象を与えたことが、問題の根幹にあるのではないだろうか。

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