「のん」本名使用解禁までこぎつけた"芸能界の掟"との闘い10年、追い風となった「公取委の動き」と「負けん気の強さ」
芸能事務所のマネジャーはこう話す。
「近年、公取委は芸能界への関心をより強めており、業界内にも少なからぬ影響を及ぼしています。
元『SMAP』のメンバーの件もしかり、19年7月には山田昭典事務総長が会見で吉本興業が所属芸人と契約書を交わしていなかったことを問題視する発言をし、後に同社も契約書を交わすようになったと聞きます。
のんさんについては今年1月期放送の日本テレビ系連続ドラマ『こちら予備自衛英雄補?!』で約12年半ぶりに民放の連ドラに復活しました。そして今回のSNSでの旧芸名である能年玲奈の“追記”と、昨年10月以降はこれまでにない動きをみせていますし、今回、公取委が公表した新たな指針が活動の追い風になっている可能性は十分にあるでしょう」
もっとも、本人の不断の努力がなければ後ろ盾が無い状態で10年間も芸能界で活動を続けることはできなかっただろう。
泣き言は一切聞かなかった
19年7月にBuzzFeed News掲載されたインタビューで福田氏は、当時のんから「つらい」、「大変だ」といった泣き言は一切聞いたことがないと明かし、「彼女の精神力はすごい。天才だと思っています。
本当にいいお芝居を見せてくれる。だからこそ、活躍の場が広がってほしいんです」と語っていた。前出の芸能事務所のマネジャーはこう話す。
「ブレークしていた時期も、『若手ながら物おじせず撮影現場では演出などについても自分の意見をハッキリ主張するタイプ』という話を耳にしたことがありますが、ああ見えてかなり負けん気が強い、気骨のある性格なんでしょう。
業界の常識で考えれば、若くしてあれだけの脚光を浴び、それから程なく仕事や露出を大きく減らしたら落ち込んだり、自暴自棄になったり、迷走したりもしそうなものですが、いまだにデビュー当時からほぼ変わらないキャラクターを貫いていますからね。
そういう意味でも、ある種の“天才”なのかもしれませんね」
8月には人気グループ「SUPER EIGHT」の安田章大とのダブル主演映画「平行と垂直」の公開も控えている。能年玲奈を“取り戻した”彼女がこれからどんな活躍を見せるのか楽しみでならない。
(立花茂)
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