「好きなキャラだから嫌すぎる」「不倫騒動がチラつく」 批判殺到も、田中圭の『キングダム』出演が"英断"と言えるワケ
なぜ、この体型変化がこれほど話題になり続けるのか。
スキャンダル前の田中圭は「無邪気でピュア」というイメージをまとっていた。
田中がブレイクしたきっかけの主演ドラマ『おっさんずラブ』の"はるたん"こと春田創一の役柄「真っすぐで不器用で情に厚く、優しくてちょっぴりおバカ」が、そのまま本人のパブリックイメージと重なっていた。
しかし実際には、飲み歩き、泥酔する様子や女性問題が以前から報じられており、パブリックイメージとプライベートには距離があった。
スキャンダルはその「鎧」を剥がした。ポーカー三昧の生活、ラフな近影、ぽっちゃりした体型——これらは視聴者の目には、鎧を失った「剥き出しの状態」として映る。
ヒューストン大学のブレネー・ブラウン教授は、20年以上にわたる研究で「脆弱性の開示(Vulnerability Disclosure)」という概念を提唱している(※3)。
完璧な姿ではなく、弱さや不完全さをさらけ出すことが、人間関係の修復と共感の入り口になる、という考え方だ。組織心理学の分野でも広く引用されている。
視聴者の脳は「ぽっちゃり化した近影」を「罰を受けた証拠」として無意識に処理する。鎧が剥がれた状態の可視化——それが批判を弱め、共感の出発点になりうる。これが体型変化の話題が続く心理的な理由だ。
「ぽっちゃり化」→「知将・呉鳳明役」は成功?
そしてここに、今回の「英断」を読み解くカギがある。3月31日に公開されたキャスト発表のビジュアルを見た人は気づいただろう。ぽっちゃりした近影とは異なり、そこに映る田中圭の顔はスッキリと引き締まっていた。
もちろん撮影はもっと前に行われているし、
このマイナスからのギャップが、「仕事になると仕上げてくる役者だ」と「本気度の可視化」として機能する可能性がある。



















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