「京王線の拠点」高幡不動駅、管区長に聞く日常風景 駅の"裏側"では「全線の運行に不可欠」な役目も

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その後、井の頭線の車掌を経て京王線の運転士に。高幡不動の乗務区での勤務が長く、車庫の入れ替えを専門に担当する運転士も経験している。

以後は本社勤務や高幡不動乗務区の助役などを経験。2024年に相模原線を預かる相模原管区で管区長を務め、2025年に高幡不動へやってきた。

ホーム端から新宿方面を見る。いくつもの分岐があるのは車両基地を抱えた高幡不動駅ならでは。奥に見える高架はモノレール(撮影:鼠入昌史)

東日本大震災の経験を生かす

「2011年、東日本大震災の時には車庫線担当の乗務主任をしていました。あのときは『節電ダイヤ』として通常時から減らして運行したり、あとは計画停電があったりして。日々の計画に応じて車庫の出し入れをずっとやっていてそれはもう大変でしたね。お客さまの利便性を損なわず、指示通りにダイヤを組む。それが毎日変わるわけですから」(藤田管区長)

ダイヤ改正などでは前日までと異なるダイヤで運行することがある。ただ、それは何カ月もかけて準備を進めるものだ。その点、震災時は前日になってようやく次の日の運行ダイヤが固まり、車両の入出庫も毎日変わったという。

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