「京王線の拠点」高幡不動駅、管区長に聞く日常風景 駅の"裏側"では「全線の運行に不可欠」な役目も

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「ですから、列車運行上欠かすことのできない拠点の駅なのかなと思っています。平常運転時もそうですが、ダイヤ乱れが発生するともう大変ですよ。『京王ライナー』のように使用する車両が決まっている列車もあるので、順番通り間違えずに出していかないといけません。そのためには、車庫に入れる順番も先を読んで考えないとダメですし……。京王ライナーが増えた今では、昔と比べても難易度が上がっているかもしれません」(藤田管区長)

関係者以外は入ることができない高幡不動駅の信号扱所。車庫線の車両の入れ替えは手作業で信号を切り替えている(撮影:鼠入昌史)

「看板列車」の運行にも欠かせない

朝に夕に、京王ライナーはいまや京王線の看板列車といっていい。座席指定制ということもあって、使用車両は「5000系」に限られる。京王ライナーの運行の裏には、車両への入出庫をコントロールする高幡不動駅の駅員さんがいる、というわけだ。 

そんな高幡不動駅を預かる藤田管区長。福島県出身で、1986年に当時の京王帝都電鉄に入社した。京王には縁もゆかりもなかったが、兄が国鉄に勤務しており、インフラ系の仕事に関心があったことが理由の1つだったという。入社後、最初に配属されたのはターミナルの新宿管区だ。

「福島からいきなり新宿駅ですからね。もう最初は人の多さにびっくりしました。京王沿線だって土地勘もないですし、先輩とかいろんな方に支えられて慣れていったといったところです」(藤田管区長)

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