米国のXユーザーが、ネットに残る数少ない秘境ともいえる「日本のX文化」に熱視線を送る理由とは?
SNSは分断を助長しがちだが、人々を結び付ける現象も生まれている。米国の「X(旧ツイッター)」ユーザーたちが、インターネットに残された最後の未開拓領域の一つとも言える世界の楽しさを知り始めている。
米国に住むXユーザーに最近、日本語の投稿が大量に表示された。人工知能(AI)による自動翻訳とフィード生成アルゴリズムの変更が重なった結果とみられる。Xの二大市場が交差するまれな出来事で、つい最近までは考えられなかったような交流だ。
きっかけは肉
きっかけは、日米双方に共通する関心、すなわち肉を焼くことだった。米海軍基地のある佐世保の日本人ユーザーが、焼肉店でベーコンを焼いて盛り上がる米兵のイラストを投稿した。住民らがこうしたクールで楽しい隣人と共に暮らしていることを伝える意図だった。
その後、実際に米国人がバーベキューをする写真も投稿され、世界的な注目を集めた。閲覧数は5000万回近くに達し、太平洋の両側から心温まる投稿が相次いだ。
AI生成の画像では、カウボーイと侍が一緒にグリルを囲み、ゴジラがハクトウワシと共演する様子も共有された。米国人が所有する日本製の軽トラックを自慢する写真や、日本人が米国で射撃を楽しむ投稿もあった。


















