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「ライバルは現金」…PayPayが"キャッシュレス決済の覇者"に上り詰めた理由/100億円ばらまき、手数料ゼロの連打で「圧倒的1強」に

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この100億円キャンペーンにも逸話がある。

『伝説ラジオ』(YouTube)での小澤氏の述懐によると、キャンペーンを始めるに当たり、役員会で還元率について「200~300%」と途方もない数字を主張する孫氏に対して、周囲の幹部は「会社が潰れてしまう」と猛反対。何度も議論したが、お互い譲らず、最後は法務部が説明していた景品表示法の上限20%を守るという線で、20%還元に落ち着いたという。

PayPayはこれで終わらず、すぐに二の矢を打つ。19年2月には2回目の100億円キャンペーンを断行。その後も「おこづかい10%増量」「総額10億円お年玉くじ」などなど、毎年のようにキャンペーンを張った。お笑い芸人の宮川大輔氏を起用したTVCMはおなじみの光景だろう。

決済手数料は3年タダ、その後も1%台

PayPay躍進の要因として、加盟店向けの施策も見逃せない。

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