「アットホームな職場です」に若者が身構えるワケ、上司との飲み会は"任意"が新常識《上司世代の本音とZ世代の本音》

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「仲良くなりたい」のはなぜ? チームワークの結束が固まるとプロジェクトが成功するから? だとしたら、そこに「家族のように仲良くなりたい」という欲求まで入れる必要はあるのでしょうか。

「ドライすぎて寂しい」などとネガティブに捉えず、仕事を軸にしたコミュニケーションに一本化してみませんか。そのほうが、上司世代の肩の荷も下りるかもしれませんよ。

飲み会の参加は強制せず「任意制」を徹底

【上司世代の本音】「飲みュニケーション」で信頼関係を構築していくものでは
【Z世代の本音】上司との飲み会、緊張する……

「24時間戦えますか」と同様に死語になりつつあるのが「飲みュニケーション」。お酒を酌み交わすことで距離を縮めようというものです。

昭和を舞台にした作品には上司と部下が毎晩のように飲みに行くシーンがよく描かれていましたが、今見ると古めかしく感じる若手は多いはず。

2025年、パーソルキャリアの調査において、会社の忘年会に参加したい20代が7割いたという調査結果がありました。仕事とプライベートを分けてきたけれど、その結果、寂しさや職場でのコミュニケーションのズレなどが生じて、飲み会の大切さを改めて実感したようです。

ちなみにこの「飲み会回帰」の動向は職場だけでなく、友人関係にも表れており、若手世代たちが「深い付き合いができる関係性」に目を向け始めていることも事実です。

ただ、忘年会の参加メンバーや、それによる雰囲気によっても参加意欲が変わってきます。たとえば、我々の調査では、若手の69.1%が「先輩・上司からの誘いは断ってもいい」と考えていることがわかりました。

私個人としては、先輩に誘われたら絶対に行くのがルールのように感じていましたが、彼らはそうではないようです。プライベートの時間を削ってまで上司と一緒にいて気を使いたくない。むしろ時間と気持ちを奪われることに抵抗を感じているようです。

他の調査では、上司を含めた会社の飲み会は好きかどうかについて「好き(33.4%)」「苦手だ(66.7%)」となる一方で、同期や同世代の同僚との会社の飲み会が好きかについてはほぼ半数ずつに意見が分かれ「好き(50.8%)」「苦手だ(49.1%)」となりました。

飲み会に関するアンケート
飲み会に関するアンケート(画像:SHIBUYA109 lab.)
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